千里中央 まつした耳鼻いんこう科 | 耳の病気 豊中

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まつした耳鼻いんこう科

耳の病気

耳の病気

お子様では中耳炎が多いですが、大人では外耳炎、難聴、耳鳴り、めまいの頻度が高くなります。突発性難聴などの聴力が低下する疾患は早期の治療が必要となりますので(発症後1週間以内に治療を開始することが望ましいです)、気になる症状がございましたらお早めに受診してください。めまいはご本人のつらさが理解されにくい疾患ですが、しっかり検査を行い、気長に寄り添っていく所存ですので、お気軽にご相談ください。また、外耳処置や耳垢除去などの丁寧さが求められる処置は得意としておりますので、”これぐらいのことで“と思わずにお気軽に受診してください。

こんな耳の症状はご相談ください

中耳炎

中耳炎とは中耳に炎症が起こった病態で、主なものに急性中耳炎および滲出性中耳炎があります。

急性中耳炎
急性中耳炎

最も一般的な中耳炎で、耳管の未発達な乳幼児に多いのですが、大人にもみられます。中耳(鼓膜の奥にある小空間)に、主に細菌やウイルスが入り込み、急性の炎症が生じて膿が溜まります。

症状

ズキズキする激しい耳の痛み、発熱、耳だれ(耳漏)、耳がつまった感じ、などがみられます。乳児などでは、言葉で痛みを訴えられないので、訳も無く泣いたり、機嫌が悪くなってぐずったり、しきりと耳に手をやったりします。

検査

鼓膜が赤かったり、腫れていたりするなどの所見を確認します。難治例では、細菌・真菌検査が行われることもあります。

治療

軽症の場合は抗生物質や消炎剤などの内服や、炎症をやわらげる薬液を点耳することで治療します。膿が溜まって鼓膜の腫れがひどく、痛みが強い時や、熱が高いような場合は鼓膜を少しだけ切開し、溜まっている膿や滲出液を排出します。鼓膜は再生力が強いので、炎症が鎮まれば数日で閉鎖します。

滲出性中耳炎

鼓膜の奥の中耳腔(鼓膜の内側にある空間部位)に、滲出液(炎症のために周囲の組織からしみ出た液体)が貯留する疾患です。

症状

痛みや熱を伴わずに難聴が唯一の症状であるケースも少なくなく、難聴の程度も軽度の場合が多いので、往々にしてこの疾患に気づくのは遅くなりがちです。難聴は、中耳腔内の貯留液によって音の伝播がブロックされてしまうために生じます。

検査

鼓膜を観察すれば、ほぼ診断がつきます。しかし、治療方針を決定するためには、聴力検査、ティンパノメトリー(鼓膜の動きやすさを調べる検査)、耳管機能検査、X線検査、内視鏡検査などが必要になります。

治療

鼻やのどをきれいにするとともに、内服薬を服用したり、鼻から耳に空気を送る耳管通気(じかんつうき)という処置をしたり、鼓膜を切開して中に溜まった滲出液を出したりします。症状を繰り返すようなら、滲出液が溜まらないように、鼓膜にチューブ(管)を入れる処置を行うこともあります。滲出性中耳炎の治療は長期にわたりやすく、また再発の多い疾患ですが、根気よく治療を続けましょう。

外耳炎

外耳炎

外耳炎とは、耳介(外側に出ている耳)と鼓膜までの外耳道を合わせた外耳(いわゆる耳と耳の穴)に炎症が生じる疾患のことです。耳かきなどで外耳道の皮膚を傷つけてしまい、そこから細菌や真菌(カビ)が感染して発症するケースがよくみられます。糖尿病など免疫力の低下する疾患を持っている人では、外耳炎を繰り返すことがあります。

症状

耳の痛みと痒み、灼熱感(耳がヒリヒリと熱く感じる)などが挙げられます。症状が進行すると臭いを伴う黄色、または白色の耳だれが出るようになります。外耳道が炎症によって腫れ上がる「びまん性外耳炎」が起こると聴力の低下を招くため、中耳炎と紛らわしい場合もあります。また、耳におできができる「限局性外耳炎」では、おできが破れて出血することもあります。

検査

特別な検査をしなくても症状から診断がつきます。原因となる病原微生物が細菌なのか、真菌(カビ)なのかで治療法が変わってきますので、耳だれの培養検査を行うケースもあります。

治療

軽度であれば2〜3日で自然に治りますが、治療が必要な場合は脱脂綿や吸引機などを使って軽く耳掃除を行ってから、局所への点耳薬投与、軟膏塗布などを行います。びまん性外耳炎は耳を清潔にした上で、抗生物質の塗布と投与を1週間ほど行います。限局性外耳炎では、おできを切開して膿を出し、抗生物質を塗布します。痛みが激しいようなら、鎮痛剤を用います。

耳あか(耳垢)

耳あかとは、空気中の埃、皮膚の残骸、および外耳道にある耳垢腺や皮脂腺という器官から出る分泌液などが混ざり合ったものです。耳あかが外耳道いっぱいに溜まった状態を「耳垢栓塞」と言います。
耳あかには乾性と湿性の2種類があり、これは遺伝的に決まっています。乾性ならば自然に排出されるのですが、湿性ですと外耳道に付着したまま固まりやすく、耳あかを取ろうとして逆に奥へと押し込んでしまったり、入浴時などに耳あかが膨張して閉塞し、突然耳垢栓塞の症状が現れたりします。

症状

耳の閉塞感や圧迫感を招き、時には難聴をきたすこともあります。

検査

耳あかを除去しても聞こえが悪いような場合は、聴力検査を行うことがあります。

治療

耳の中を顕微鏡で見ながら、丁寧に耳あかを取り除きます。耳あかが硬くなっていて取りづらいような場合は、薬で軟らかくしてから除去します。痛みが強かったり、頑固でなかなか取れなかったりする場合は、数回に分けて除去を行うこともあります。

難聴

 

難聴とは聴覚が低下した状態のことで、突発性難聴、騒音性難聴、老人性難聴などがあります。耳鳴りを伴うこともあります。

突発性難聴

ある時、突然に耳が聞こえなくなる疾患です(通常は片側)。突発性難聴の原因はまだよくわかっておらず、急激に発症する感音難聴のうち、原因不明のものを突発性難聴と呼んでいます。早く治療を開始すれば聴力が回復する可能性が高いので、とにかく早期に治療することが大切です。

症状

突然に耳が聞こえなくなる(高度の難聴)と同時に、耳鳴りや耳がつまった感じ、めまいや吐き気を生じることもあります。

検査

耳のX線検査、純音聴力検査が必要です。場合により、精密な聴力検査や平衡機能検査も必要になります。

治療

突発性難聴については、いろいろな治療法が検討されていますが、どのような治療法が最も有効なのかは明らかにされていません。もっとも標準的に行われている治療はステロイド投与です。糖尿病などの持病がある方はステロイドの投与により持病が悪化する可能性がありますので治療についてはよく相談する必要があります。
突発性難聴の発症前には精神的・肉体的疲労やストレスを感じていることが多く、心身ともに安静にして、ストレスを解消することが肝心です。

騒音性難聴
騒音性難聴

騒音下での職業など、長期間騒音に曝されているうちに、徐々に進行する難聴を騒音性難聴と言います。爆発音やロックコンサートの演奏など、強大な音のために急性に起こる難聴は“音響外傷”です。

症状

多くの場合、難聴に加えて耳鳴りを伴います。

検査

難聴の程度を調べるために純音聴力検査が必要となります。病気の初期には、4,000Hz(ヘルツ)に特徴的なC5dipと呼ばれる聴力低下像がみられ、比較的容易に診断できます。また騒音下作業の職歴の有無が、騒音性難聴の診断には極めて有用です。

治療

急性に起こった音響外傷では、ステロイドが有効です。長期間にわたる音響被ばくによって生じた騒音性難聴では、ダメージを受けた有毛細胞を元に戻すことは、現在の医療では不可能です。将来に向けて難聴の進行を抑えるには、遮音性の耳栓を使用する、長時間の音響被ばくを避ける、ときどき耳を休ませる、規則正しい睡眠や適度な運動を心がける、などが大切です。また、定期的に聴力検査を受けて難聴が進行していないかどうかを確認することも必要です。

老人性難聴
老人性難聴

老化に伴って生じる聴力低下のことを「老人性難聴」と言います。個人差があるものの、耳の老化は通常40歳代から始まり、60歳代からは急速に進行するようになります。耳あかや中耳炎などが原因で聞こえが悪くなっているケースもあり、この場合は治療によって聞こえが改善することもありますので、年のせいだと諦めてしまわず、一度は耳鼻咽喉科を受診してください。

症状

老人性難聴では、「高い音(高周波数)が聞き取りにくい」「言葉のききとりが悪い」「早口がわかりにくい」「大勢の人なかでは会話が聞き取りにくい」などの特徴があります。

検査

純音聴力検査(聞こえの異常の有無やその程度、また障害されている大体の場所を調べる検査)や語音明瞭度検査(言葉の聞き取り能力の検査)を行います。

治療

老人性難聴は、聴力の生理的変化と考えられていますので、一般には特に治療を行いません。そして日常生活に不都合が生じるようなら、補聴器を使って聴力を補うことをお勧めします。補聴器にもいろいろなタイプがありますので、自分に適した補聴器を選ぶためにも、まずは耳鼻咽喉科で相談しましょう。

耳鳴り

耳鳴り

耳鳴り(耳鳴症)とは、周囲に音源が無いのに音が鳴っているように感じられる症状のことを言います。耳鳴りを訴える方は、何らかの聴力障害を持っていることが多いのですが、検査上は正常でも、耳鳴りを自覚するケースがあります。
聴覚系の異常が、外耳、中耳、内耳、聴神経、中枢神経のいずれの部位であっても耳鳴りを起こします。また、過労やストレスなどによっても耳鳴りは強くなったり、弱くなったりします。

症状

周囲に音が出ていないのに、音がしているように感じます。音の種類は「キーン」「ピー」「ジー」「ザー」「ゴー」など、千差万別です。

検査

耳鳴りの検査には一般的な耳鼻咽喉科検査、聴力検査、X線検査、聴覚心理学を用いた客観的な耳鳴り検査などがあり、こうした検査から耳鳴りの原因になっている疾患や、その性質を明らかにします。

治療

耳鳴りの主な治療には、原因療法、耳鳴りの抑圧療法、心理療法などがあります。
原因療法は、耳鳴りの原因が明確な場合に行われます。中耳炎が原因なら中耳炎の治療を、メニエール病や突発性難聴が原因なら、メニエール病や突発性難聴の治療をそれぞれ行います。しかし、耳鳴りの原因を治せば耳鳴りが完全に消失するかと言うと、必ずしもそうとは限りません。
耳鳴りの抑圧療法は、いろいろな手段を使って耳鳴りを封じ込め、意識しないようにする方法です。その手段としては、精神安定薬や鎮静薬、抗けいれん薬、漢方薬を用いる、ステロイドホルモンを耳(鼓室内)に注入して耳鳴りを抑制する、雑音で耳鳴りを遮蔽する(マスカー療法)、個人の聴力に合った雑音を用いて耳鳴りを気にならなくするように訓練する(TRT療法)、などの方法があります。
また、心理療法はカウンセリング、バイオフィードバック(筋肉の緊張度を色や音などを用いて示すことにより、緊張を緩める訓練をする治療法)、自律訓練法などによって耳鳴りを自分でコントロールする方法です。
耳鳴りという症状は経過が長きに及ぶケースが少なくありませんので、根気よく治療を続ける心構えが大切になります。

顔面神経麻痺

顔面神経麻痺

顔面神経は、聴力神経とともに内耳道という耳の奥を走行しています。この顔面神経によって支配されている顔面筋が運動麻痺を起こし、顔の動きが悪くなった状態を顔面神経麻痺と言います。原因疾患が明らかな症候性顔面麻痺と、原因がはっきりしない特発性顔面神経麻痺(ベル麻痺)とに分けられます。
原因疾患として多いのは、ヘルペスウイルス感染症です。口唇ヘルペスを以前患った方が突然、顔面神経麻痺を起こすのが、発症の典型的なパターンです。ほかには腫瘍や糖尿病などの代謝疾患が原因となる場合もあります。
顔面神経麻痺の原因はよくわかっていませんが、考えられる可能性として寒冷刺激、アレルギー、局所浮腫、およびウイルス感染などが指摘されています。
いずれにしましても、顔面神経は顔面神経管と呼ばれる狭いトンネルを通って脳から外に出ますが、何らかの原因で顔面神経が腫れることによって顔面神経が圧迫され、これによって麻痺が生じると考えられています。

症状

突然始まる片側顔面筋の運動麻痺が主な症状です。その結果、額(ひたい)にしわを寄せられない、眼を閉じられない、口角が垂れ下がる、口角からよだれが垂れる、などの症状が生じます。麻痺側の耳が過敏になり、音が大きく響くように感じられることもあります。麻痺側の舌の前方3分の2あたりの味覚障害を伴うことがあります。典型的な訴えに、ものを食べた時、金属を口に入れたような感じがするというものがあります。目が閉じにくいため、涙で潤すことができず、角膜(黒目の部分)が乾燥しやすくなります。

検査

この疾患に典型的な顔の表情が現れますので、診断は比較的容易です。しかし、原因となる病気がある場合、両側に同時に発症したり、何度も繰り返したりする場合は、MRIなどによる画像診断を要します。血液検査などが必要になるケースもあります。
顔面神経麻痺の発症前に、耳の中に痛みや水泡の形成が先行して生じるような場合は、ヘルペスウイルス感染による麻痺が考えられます。また、障害の程度や回復の正確な評価のために、筋電図や誘発電位検査が行われることもあります。

治療

副腎皮質ステロイド療法が効果的と考えられています。そのほかに、血流改善剤、ビタミン剤や神経賦活(ふかつ)剤などが用いられます。リハビリテーション療法も重要で、麻痺した筋肉のマッサージや、顔面の筋肉を働かせる練習などが効果的です。

クリニック概要

医院名
医療法人隼会 まつした耳鼻いんこう科
住所
〒560-0085豊中市上新田2丁目24番50の1
上新田メディカルブリッジ2F
TEL
06-6836-7716
診療科目
耳鼻咽喉科・小児耳鼻咽喉科・アレルギー科
院長名
松下 直樹(まつした なおき)
MATSUSHITA E.N.T.CLINIC
休診日木曜、土曜午後、日曜、祝日
診療時間
09:00-12:30 診療 診療 診療 診療 診療
16:00-20:00 診療 診療 診療 診療
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